東急田園都市線「鷺沼」エリアの
閑静な住宅地に、
103戸のスケールで誕生する
本プロジェクト。
この開発にかける想いを、
担当者同士で語り合いました。

(左)東急株式会社/開発担当者(右)清水総合開発株式会社/開発担当者

開発にかける想い

〜「今の時代」の暮らしに寄り添う住まいを〜

S.=清水総合開発株式会社担当者 T.=東急株式会社担当者

共同事業について、土地との出会い

Q.
「今回のプロジェクトは、清水建設グループの不動産開発を担う清水総合開発株式会社と、東急株式会社との共同事業ですね。」
S.
「すこやかな場所を創り支える私たちと、美しい生活環境の創造を掲げる東急さん。それぞれの想いとノウハウを掛け合わせることで、新しい住まいの価値を提案できたと感じています。」
Q.
「では、この立地でそのノウハウを発揮できると感じたところは、どんなところでしょうか。」
T.
「今回、この土地と出会った時に感じたのは、南側が第一種低層住居専用地域に面している事による「開放感」、また駅から程よく離れていることで得られる静かさです。 ここに住まうことで「穏やかな時間」が流れる、そんな毎日が想像できました。 そしてこれは渋沢栄一が提唱した“田園都市構想”にも通じるものがあると感じたんです。」
Q.
「都市で働き、郊外で暮らすことで精神的・肉体的な健康を保つという構想ですね。」
S.
「何より、多摩田園都市の開発の先駆けとなった地域である鷺沼は、その思想の象徴的な街とも言えます。 東急さんとこの地でご一緒することにもご縁を感じました。」
対談の様子

「リトリート」という考え方

〜日常に“整う時間”を〜

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リトリート

Q.
「今回のプロジェクトは「リトリート」がコンセプトですが、どのような想いを大切にしたのでしょうか。」
S.
「コロナ禍を機に、今の時代は、働く場所も自由に選べる時代になりましたよね。 在宅勤務と会社への出勤も、グラデーションで混ざり合っています。 だからこそ、住まいには“働く”と“暮らす”をうまく切り分ける機能が求められていると感じていたんです。そうした「気持ちの切り替えができる工夫、心と身体のリフレッシュ」を大切にしました。」
T.
「この地だから叶う生活は何かと立ち返った時、最初に感じた「開放感」か「穏やかな時間」から、仕事の時間とプライベートの時間、それぞれを大切にできる場所だと思いました。“現代の田園都市構想”としての、新しいライフスタイルを提案できるプロジェクトだと感じています。」

「この住まい」を「この場所」に。

〜構想からはじまる設計のストーリー〜

立地

Q.
「大切な想い「リトリート」をこの場所で実現できると感じたんですね」
S.
「はい。南側が第一種低層住居専用地域に面している事により、日当たりの良さと、一層の開放感が得られる立地だと評価していますし、三方接道で、しかも高台に位置していて、駅から少し離れていることで得られる静かさと眺望。さらに保育園が隣接し、公園も近くにあります。」
Q.
「まさに、“日常の中に静かなリトリート時間をもつ”という暮らし方にピッタリですね。」
T.
「そうなんです。この環境が、駅の賑やかさから少し離れるからこそ得られるこのプロジェクトの大きな魅力なんです。」

プランニングの工夫

Q.
「リトリートを大切にしながらプランは、どのように考えられていったのでしょうか。」
S.
「“リトリート=心と身体のリフレッシュ”をキーワードに、暮らしにゆとりや豊かさをもたらすようなプランを意識しました。これは決して特別な贅沢ではなく、日常の延長に“整う時間”を持つということなんです。例えば、在宅勤務の後にホッと一息つけるスペースがある、家族との時間を穏やかに過ごせる場所がある。そんな“整う時間”を意識しました。」
T.
「一部住戸に設けられた「+Lounge(プラスラウンジ)」はまさにリトリートを体現した空間ですよね。キッズスペースやベビーベッド置場、ちょっとした読書や昼寝の場所として…ライフステージに合わせて柔軟に使える余白のある空間になっていますので、是非モデルルームに来場いただいて、体感いただきたいです。ヴィークステージ鷺沼は「+Lounge」の他にも、ビューバスやミストサウナ、ウルトラファインバブルのように普段の暮らしの中にちょっとした贅沢を取り入れられる工夫がたくさんされています。」
+Lounge

乾太くんについて

Q.
「ヴィークステージ鷺沼は、ガス衣類乾燥機の「乾太くん」を首都圏で初めて全邸に採用した物件ですね。※1
S.
「実は「乾太くん」を初めて見たのは、保育園のママ友の家でした。1時間ほどで洗濯物がしっかり乾いて、感動したんです。集合住宅での各住戸への導入はハードルが高かったのですが、「これは絶対にあると嬉しい」と思い、何度も打ち合わせを重ねて実現しました。」
Q.
「働き方も変わり、共働き世帯が増える今、家事の効率化も大きな課題になりますよね。洗濯物は家事の中でも大きな割合を占めますね。」
S.
「そうですね。「乾太くん」は、天候に左右されず短時間でふっくら仕上がるので、日々の洗濯のストレスを減らしてくれます。
実際に開発チーム全員で、乾太くんのショールームで体験をしました。 乾燥機能付き洗濯機と音の比較をしたり、出来上がりのふわふわ感を体感したり、実際に「これは良い!」と感じた上で導入した自負があります。 なかなか実生活で使ってからでないと実感が沸かないかもしれませんが、「このマンションにして良かったな」と思っていただける一つの魅力になると思います。」
T.
「本件は「乾太くん」の全邸実装に加え、家事動線の工夫もされている点がポイントですよね。共働き世帯だけでなく、全ての人が家事を効率化したいと思います。洗面室にスライドカウンターがあったり、水回りを集中させたり、家事動線に関して嬉しいポイントが揃っています。」
  • 洗濯機上部吊戸棚
  • ガス衣類乾燥機「乾太くん」

⑥まとめ

Q.
「最後にヴィークステージ鷺沼の開発への想いをお聞かせください。」
S.
「“戸建住宅にはない、マンションだからできる工夫”を大切にしたプロジェクトです。共用備品や災害備蓄品、自転車置場など、細かいけれど暮らしに密着した配慮を積み重ねることで、本当に「心地いい」と思える暮らしを形にできたと思います。 共用部にも、無人コンビニやシェア備品、災害対応型の自動販売機など、「あったら嬉しい」を形にしています。暮らしの中の小さな困り事を、自然と解消できるような仕掛けを、丁寧に考えました。」
「“心地いい暮らし”をお届けできる住まいになったと感じています。」 と語る両担当者